四つ葉のくろーばー第四章 幼なじみでもね幽には 行かなきゃ行けない 所があるの だからそれまで まってて・・・ 四つ葉のくろーばー第四章 幼なじみ 「幽・・・」 ぁりすは潤んだ目で幽を見る。 「あのね。幽には、行かなきゃいけないこと、しなくちゃならないことがあると思うの。だから、それまで待ってて・・?」 幽はそっと、しかし、きっぱりと言い切った。 「わかった。」 りんごはそういうと、向こう側を向いて座り込んだ。 ピグミーなのに その姿は まるで お姫様のように見えた。 「じゃあ。いってくんねーっ!」 幽とミィーティは 荷物を持って ぁりすとりんごが 見送る中 旅に出た。 ぁりすには 幽の背中が ほんのちょっと 大人びたように見えて 少し 誇らしく感じた。 「いってらっしゃーいっ!」 ぁりすとりんごは 出せる声の大きさいっぱいに 叫んだ。 後ろを振り向かずに手を振る幽が すこし 誇らしげに見えてなんだか嬉しかった。 ジャンル別一覧
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