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☆へっぽこノベリストの部屋☆

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四つ葉のくろーばー第四章 幼なじみ

でもね

幽には

行かなきゃ行けない

所があるの

だからそれまで

まってて・・・

四つ葉のくろーばー第四章 幼なじみ

「幽・・・」
ぁりすは潤んだ目で幽を見る。
「あのね。幽には、行かなきゃいけないこと、しなくちゃならないことがあると思うの。だから、それまで待ってて・・?」
幽はそっと、しかし、きっぱりと言い切った。
「わかった。」
りんごはそういうと、向こう側を向いて座り込んだ。
ピグミーなのに

その姿は

まるで

お姫様のように見えた。

「じゃあ。いってくんねーっ!」


幽とミィーティは

荷物を持って

ぁりすとりんごが

見送る中

旅に出た。






ぁりすには

幽の背中が

ほんのちょっと

大人びたように見えて

少し

誇らしく感じた。




「いってらっしゃーいっ!」





ぁりすとりんごは
出せる声の大きさいっぱいに



叫んだ。




後ろを振り向かずに手を振る幽が
すこし
誇らしげに見えてなんだか嬉しかった。


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